国体山岳競技四国ブロック予選

21・22日は、国体の四国ブロック予選ということで、セッター兼審判として参加した。
当日のルートセットということと前日からの雨と湿気で目印のテープが壁に貼れないというセッターには堪らない悪条件で、今回も精神的に追い込まれる中での作業となった。
少年男子のルートを担当ということで、グレードは12a、どっ被りオールガバ、力のいるムーブや難しいムーブは一切なしのトラバース、クライムダウン多用の超ロングルートになるよう心掛けた。よって選手にとっては快適ルート、観客にとっては、選手が体が真横になった状態で登ったり、大きなクロスムーブが入ったり、最後はジャンプして足ブラで終了点保持と多少観客うけも狙ったルートで、選手や関係者からも恨まれず、観客も楽しめるというルートができるよう自分なりに努力してみた。
結局、どっ被り状態でのインパクトドライバや多数のホールドをぶら下げての作業と時間的な制約でほとんど休みなしの作業になったため、体力が持たず、一部気になるところがあったが修正せず、完成させてしまった。とりあえず被りの度合いと手数だけは、本大会並みになった。


各種別のグレードは、少年女子5.10d、成年女子5.11a、少年男子5.12a(超おまけ)位と思う。

少年男子の結果(クライミング)は、1位徳島 2位愛媛 3位香川 4位高知。
少年女子 1位高知 2位徳島 3位愛媛 4位香川
成年女子 1位高知
所感
(少年男子クライミング)
このルートの下部9m(高度ポイントでいうと25ポイントまで)は、普通のクライマーにとってはアプローチのようなものでグレードはここまでで5.9程度になる。
個人的な希望としては、例え陸上競技などの選手が臨時的に出場する場合であってもこの近辺までは登れるよう練習して出場してもらいたい。
一応、初心者向けに下部は配慮はしているが、こちらの予想を超える動きで登られると対応できない。(特にE県のS君、本番までに安全に登れるよう最低限の知識と技量を身につけないと…。)

上部は、一気に10手位手数が減らせる大ショートカットポイントがあることに気づいていたが、自分の気力不足と時間の関係で修正しなかった。懸念していたが、徳島のT君にやられてしまった。あそこは気力を振り絞っても修正しておくべきだったと反省している。
愛媛のT永君は、四国の高校生では最も実力があると思うが、ルートはあまり練習していないと聞いていたので、この手のルートは優しすぎて逆に実力が出ないと予想していたが、いい意味で裏切ってくれた。設定通りの手順とムーブで、完璧なクライミング(完登)だった。おかげで会場は盛り上がり、セッター冥利に尽きることができた。

22日縦走(翠波峰)
事務局での待機という、なんとも暇な役だった。
途中で耐え切れず、コース途中のあやめ池付近で見学した。
時折雨が降っていたので、この時期としては、比較的いいコンディションなのかなと思っていたが、実際は高温多湿で結構過酷なレースとなったようだ。このような状況でペース配分を間違えたのか、実力を発揮することができなかった選手が多かったのではないかと思う。その中で、まったく期待していなかった少年男子愛媛の2人がうまく登りきり、縦走では予想外の1位となった。他の種別は順当な成績だったようだ(たぶん)。
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国体出場は、少年男子:愛媛 少年女子:高知 成年女子:高知
に決定した。本大会でも頑張ってもらいたい。(特に高知の女子は皇后杯2連覇がかかっているので) 

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